Notes : Gitコマンドが使えない場合の対処法
1 Git環境の確認
まずは、自身のコンピュータ内にGitを使用するための環境が入っているか確認します。
(ただしGitHub Desktopなどのサービスを使用する場合、この項は関係ありません)
ターミナルやコマンドプロンプト(適当なCLI)を開いて
git -v
を入力します。
ここで何も表示されないかエラーが出る場合は、Git環境がインストールされていないか、Pathが適切に設定されていないので、次の項に進んでGitをインストールしてください。
ここで git version 2.44.1.windows.1
みたいな表示がされた場合、インストールはされているため第4項に進んでください。
2 Gitコマンド群のインストール
まずは、
Git環境を構築するために、以下のリンクからGitのコマンド環境をダウンロードしてください。
Gitのインストール
不明な点があればGitインストール手順<Windows向け>を参照してください。
3 Pathの確認
Gitがインストールされているのにコマンドが使えない場合、コマンドを使うためのPathが適切に設定されていない可能性があります。
Pathというのは、コマンドという道具を仕舞っている場所を管理するリストです。Pathが適切に設定されていないと、どこかにコマンドが置いてあったとしても、使いたいときに使えないという状況に陥ります。
Pathを設定するには
① "Windowsキー + R"を押して、"sysdm.cpl"と入力します。
② そこで出てきたシステムのプロパティの中の"詳細設定"タブを選択し、"環境変数"をクリックします。
③ システム環境変数(たぶん下のセクション)の中の"Path"を選択し、"編集"をクリックします。
④ 一覧にGitコマンドのパスが含まれていることを確認してください。(C:\ProgramFiles\Git\binとか、C:\ProgramFiles\Git\cmdみたいなやつ)
⑤ 一覧に無い場合は、"新規"をクリックして、Gitのインストールディレクトリ(一般的にはC:\ProgramFiles\Git\bin、あるいはC:\ProgramFiles\Git\cmd)を追加してください。